ずっと騙しててくれてたらよかったのにねえ。。。

普段、ワイシャツ類は路上にお店を出しているアイロン屋さんに出している。

最初は一枚3ルピーで シャツをかけていてくれた。いつのころからか、5ルピーに変更になった。
旦那さんが覚えているには、そこの亭主が入院して以来お手伝いを始めた若い女の子が、5ルピーにチェンジしたからといったとのこと。
急に値上がりしたけれど、きりもいいし、支払いはしやすいこともあり、その値段で問題はなかったのだけれど。
昨夜、仕上がったシャツを女の子が届けてくれた時のこと。

その日私は10枚お願いしていた。お願いするときはヒンディで数を言い、復唱してもらってから帰る。

当然支払いは50ルピーなのだけど、女の子が「チャーリース(40)」とにっこり言ったのだ。

あれ?八枚しか出さなかったっけ?と、「アート(8)?、ダス(10)?」と聞き返すと
「ダス(10) with にっこり」という。

へーんなの、と思ったので、一応50ルピーを出すと、

「おつりの10ルピー持ってないよ」 と言って、不思議そうな顔をしている私を見て、それから5秒後。。。

あっ!!

テヘペロっ!!

という顔をして、「No、 No、 パチャース!!(50)」 と慌てだしたのです。

そうか、インド人には普段4ルピーなのね。


もうですね?、すごいしれっとしちゃって。いつも笑顔で挨拶を交わしていたけれど、
できなかった。はっはーーん、て顔して シャツ受け取って ドア閉めた。

うちの近くにはプレス屋さんが3件あって、そのうち臨時で使うお店は4ルピーでやってくれるのを知っているけれど、普段使っているお店の奥さんが愛想がよいので、5ルピーに変更してからもずっとメインで使っていた。

数も20までと、20以降は5刻みで55までヒンディを覚えたので(これだけでかなりお買い物が楽なのですよ :-) )、頼む数も値段もヒンディしか使わなくなったし、難しい服を出しているわけではない。

これからどうしよう? どういうこと?と聞くだけのヒンディは知らない。
何も言わず、そのお店の前を通って、別のお店に出しに行くか。

次に出すまでもう少し考えよう。
穏やかだった一日に水を注されて、がっかりした夜だった。



そんな夜だったのに。。。

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